オレゴン産のピノ・ノワール ロゼ~約40年前の遺恨を現代のロゼ(ピノ・ノワール)で考察

パリ・テイスティング事件(パリスの審判)※1 の興奮冷めやらぬ 1979年

今度はグルメガイド ゴーミヨ主催で『ワイン・オリンピック』がパリにて行われた。

その当時 思ってもみない結果に終わったパリテイスティングの余波は大きく、フランスはワイン大国として負けられない状況であった。


1979年は仏米の一騎打ちの対決ではなく オリンピックの名で分かるようにフランスのワイン VS 世界のワインという建付(たてつけ)で競われた。(33ヶ国、330種類のワインを10ヶ国62人の審査員が試飲)

しかしながら結果を見てみると

1979年に行われたこの品評会でフランスの至宝ワインを抑えたのが10位に入った当時誰も知らなかった米国オレゴン産 ジ・アイリー・サウスブロック・リザーブ・ピノ・ノワールだった。

次の年の1980年、ジョセフ・ドルーアン社が同社のピノ・ノワールを集めて再試合が行われ、そこでも ジ・アイリー・サウスブロック・リザーブ・ピノ・ノワールがシャンボール=ミュジニィに0.2ポイント差の2位に入賞。


2回の快挙の7年後 1987年


ドメーヌ・ドルーアン オレゴンが、アメリカ オレゴン州のウィラメットバレーに設立される。カリフォルニアワインが世界に知られはじめたばかりのこの頃、オレゴンは全くの無名であったにも関わらず、ジ・アイリ―に敬意を抱く形で 土地のポテンシャルを見極め、

その地こそがブルゴーニュ赤の特有品種であるピノ ノワールの育成に最適な場所であると確信しワイナリーの設立を決心。

そして現在も ドルーアン家の長女ヴェロニクがワインメーカーを、長男フィリップがヴィンヤードマネージャーを務め、本家ブルゴーニュのドルーアンのポリシーを受け継ぎ異国の地で素晴らしいワインを造っている。

今回はそんな因縁のある 2つのオレゴン州 ウィラメットヴァレーのワイナリー 

ジ・アイリー・ヴィンヤーズ と ドメーヌ・ドルーアン オレゴンのピノノワール・ロゼを考察したいと思う。



【考察したワイン】


■The Eyrie Vineyards Rosé of Pinot Noir

ジ・アイリー・ヴィンヤーズ ロゼ・オブ・ピノ・ノワール

香りにイチゴとスイカの含みを持つ明るくフレッシュな果実味。 快活でさわやかでドライな仕上がり。 これは色々な食事に合せられる素晴らしいフードワインですが、そのまま飲んでも深みがあります。 私たちのロゼは、よくある他の場合とは異なる方法で醸造されます。 二ュートラルオークで発酵させ、瓶詰めする前に6ヶ月熟成させます。

ドメーヌ・ドルーアン オレゴン  エディション・ロゼ 2020 ピノノワール

2020年版のロゼは、熟したメロンと甘い赤いベリーのさわやかな香り。花の豊かさは、明るい核果とピリッとした柑橘類の魅力的でジューシーなフレーバーを補完します。


洗練されて複雑で、上質で新鮮、そして飲む喜びを純粋に感じられます。素晴らしい食前酒であるエディションロゼは、春や夏のソワレにぴったりです。


ここからは考察の話し(比較試飲ができればそれが一番面白い。)

もし、DDOのロゼが手に入らない場合は 別の語り口

現在はオレゴンワインの発展のために 両者が 争うようなことはない、もし、争うべき

なにかがあるとすれば サスティナブルに 未来永劫 美味しいワインを供給できるよう

環境に配慮したやりかたを考えることであろうが、それはお互いに手と手をとって考える

べき課題となるだろう。



アイリ―ヴィンヤーズの ロゼはインポーターを通して日本医上陸済みだがドメーヌ・ドルーアン オレゴンのインポーターである三国がロゼを輸入していない。


この比較試飲を実行するために日本への輸入が待たれる。


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